start楽器をはじめる方へ

はじめて楽器を購入するお客様へ。
楽器について
まずはじめに知っておいて欲しい
6つのこと

私たちグレイス楽器は管打楽器を扱う専門店です。

グレイス楽器は国内外の一流メーカーと正規特約店契約を結んでおり、なかには大分県で唯一の特約店契約(こおろぎ社・パール楽器製造など)も含まれています。

また私たちは、大分県内全域の学校へ訪問サービスも行っており、管楽器を使われている学校現場での状況をよく把握しています。購入後の定期的なメンテナンスや本番直前のトラブルなどにも迅速に対応することで、生徒の皆さまの演奏活動を幅広くサポートさせて頂いています。

ここでは、はじめて管楽器購入を検討されている楽器初心者のお客様に、楽器選びを行う上で前もって知っておいて頂きたい6つのことをお話させて頂きます。


楽器は必ず調整や修理が
必要となる商品です

これからはじめて管楽器を手にしようとして下さっているお客様に、まずお伝えしたいことは「管楽器は使っているうちに状態が変化(=調整や修理が必要になる)し、そして必ず劣化するものである」ということです。

管楽器は日々の気温・湿度の移り変わりや、演奏による影響で少しずつ状態が変化していきます。

楽器は演奏を重ねていくうちに、自分が出したい音が出なくなってきます。それは使用に伴い、部品の消耗や劣化、歪みやズレが生じるからです。つまり、音程や音色、響きが悪くなり自分が出したい音が出なくなるということです。

ですので、楽器初心者の方には特に、楽器とは徐々に状態が変化し、調整や修理が前提の商品である、ということを心に留めておいていただきたいのです。


楽器には定期的な
メンテナンスが必要です

楽器には「状態が変化する」という特性がある以上、購入してしまえばそれで終わりではなく、正常な状態をキープするためにも、楽器購入後は定期的なメンテナンスが必要です。

楽器のメンテナンスは大きく分けて「修理」「調整」の2つがあります。「修理」と「調整」はひとくくりにされることが多いですが、厳密にいうと下記のような違いがあります。「修理」をするほどではないが、「調整」をした方が良いというパターンはよくあります。

調整とは?

演奏しているご自身では不調に気づいていないが、経年劣化や使用回数により状態が変化し、徐々に細かなパーツにズレが生じているのを修正すること

修理とは?

楽器のパーツが外れたり、楽器本体を落としたり、ぶつけたことにより曲がったり、そもそも音が出なくなった場合など、壊れた部分を直すこと

楽器に定期的なメンテナンスが必要な理由

毎日のように演奏を行うことや、日々の気温・湿度の変化による影響を受けることで、楽器にはズレや歪みなどのさまざなトラブルが生じます。ズレや歪みはとても微妙な変化なので、毎日使っている本人はその違いには気づきにくいものです。

楽器にズレや歪みがおこると、当然「良い音を奏でる」という楽器本来の目的から遠ざかってしまいます。長く快適な状態でお使い頂くためにも修理・調整が必要になってくるという訳です。

楽器に定期的なメンテナンスが必要な理由
メンテナンスの頻度

では、どれくらいのペースでメンテナンスを行えばよいのでしょうか?

楽器の使用時間や環境にもよりますが、グレイス楽器では、半年に一度、もしくは1年に一度を目安に調整をしていただくことをお勧めしています。

中学校や高等学校吹奏楽部の生徒さんなどは、なかなか頻繁にメンテナンスに時間をかけられないかもしれません。そうした生徒さんの場合、例えば学校が夏休みや春休み等長期休暇のタイミングにメンテナンスを行うなど、半年に1度くらいのペースでのメンテナンスが理想的です。

楽器を販売しているお店=きちんと修理・調整できるお店ではない

また、気をつけていただきたいのは、「楽器を販売しているお店=きちんと修理・調整をできるお店ではない」ということです。

アフターサービスの無い、販売のみを行っているお店で楽器を購入してしまうと、その後永続的に続くメンテナンスをそのお店で受けることができず、結局ほかの楽器店に持ち込むことになってしまうといったケースは多く見られます。

実際に楽器を購入していないお店に修理・調整を依頼する場合は、そのお店で購入した方々に比べ、費用・日数が余分にかかることも珍しくありません。

楽器は購入して終わりではなく、メンテナンスを行うことが大前提の商品です。初心者の方々は、特に「きちんとメンテナンスができる楽器店」で楽器購入をご検討いただくことをお勧めします。

グレイス楽器は純正部品を使用してメンテナンスを行います(その理由)

楽器のメンテナンスには、劣化した部品を交換するという作業がありますが、グレイス楽器ではパーツ交換の際、特別なご指定がない場合においては、新品納品時についていたものと同じ純正パーツ(または同等以上ランクのパーツ)を使用します。

グレイス楽器は純正部品を使用してメンテナンスを行います(その理由)

市場には純正品以外の安価なパーツも多く存在します。ですが、安いパーツは純正品に比べると、良い音も出づらい上に劣化も早い傾向にあります。

各楽器の特性に基づき、「良い音が出るように」と作られた純正品を使うことで、楽器をより良い状態に保つことができるため、私たちは純正品を最優先で使用します。

メンテナンスにかかる日数の目安

修理の技術や修理日数は楽器店により差があります。

グレイス楽器では、各メーカーで直々に研修・認定を受けた経験豊富な技術スタッフが2名体制でメンテナンスを行っています。ご依頼内容にもよりますが、基本的にお預けいただいてから最短で2日後(中1日)にはお返しすることができます。

本番直前の突然の故障でも、楽器がお客様のお手元にない状態を少しでも短くするために、迅速な対応が可能です。おかげさまでプロの講師やコンクール上位者の方からも頻繁に修理・調整依頼をいただいております。

ただし、当店でご購入頂きましたお客様の修理・調整を最優先で行っております。他店様で購入された楽器につきましては、ご希望に沿えない場合もございますので、ご了承下さい。

細かい修理内容や日数に関しましてはお問合せ下さい

グレイス楽器では、楽器をご購入頂いた日から一年間は無料で調整サービスを行っています。

楽器を購入してからの、1年目のメンテナンスは特に大切です。そのため、グレイス楽器でご購入頂いた楽器は、メーカー保証(新品楽器のみ)に加え、1年間は無料で調整サービスを行っています。

音楽人生を長く安心して楽しんで頂くためにも、ご購入後の1年目は、必ず調整に出していただくことをお勧めします。


楽器選びについて

楽器は非常に種類が豊富です。さまざまなメーカーからあらゆるタイプのモデルが発売されていて、それぞれ材質や仕上げ、吹奏感が異なります。数ある楽器の中からご自身にぴったり合った納得の1本を見つけるのは、大変な作業ですよね。

なかでも初心者の方が楽器を選ぶ際、「どれくらいのグレードのものにすれば良いのか?」ということについて特に悩まれるのではないかと思います。

グレイス楽器では、まずはご予算に応じた商品をご紹介させていただいています。この楽器選び、実は楽器の種類によって、お勧めするグレードの程度も変わってきます。

楽器は「高ければ良い」というわけでもありません

初心者の方の中には、「良い音を出したいから、高価格帯の商品を買った方がよい」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。しかし、楽器というのは、「高い楽器は誰が吹いても良い音が出る」という訳ではありません。

例えば、フルートやクラリネット、オーボエなどは一般的に奏者の技術レベルが上がるにつれて、段階を踏んで買い替えていく楽器です。そのためいきなりプロ仕様の高価格帯モデルを吹いてもうまく音を出せないことが多いです。

楽器は「高ければ良い」というわけでもありません

一方で、トランペットやトロンボーンなどは初心者モデルとプロ仕様の製品の価格差はフルートやクラリネットなどと比べるとあまりありません。将来的に買い替えなくても済むように、はじめからプロも使用する上級クラスをお求めになる方が圧倒的に多いです。

楽器は「高ければ良い」というわけでもありません

ですので、グレイス楽器では演奏する楽器の種類はもちろん、まずはお客様の経験年数を伺った上で、そこからご予算に沿っていくつかのメーカーをご紹介し、実際に手にとり、音を出して体感して頂いてから、ご自身で気に入ったもの、そのお客様にとって一番吹きやすいものを選んでいただいています。

はじめから高価で、技術的にも高度な楽器に挑戦するのではなく、「まずは音楽の楽しさを知り、そこからどんどん次のレベルにチャレンジしていく」というように、一歩一歩楽しみながらステップアップして頂く方が、結果的に上達も早く、より豊かな音楽人生を歩めるのではないかと考えます。

楽器の高い・安いの違いとは?

ひとくちに楽器といっても価格帯はとても幅広く、商品によっても金額に大きな差があります。そもそも高価な楽器と安価な楽器にどのような違いがあるのでしょうか?

1. どれくらい遠くまで音を響かせられるか

高価な楽器はもちろん「良質な材料を使っているから」という理由もありますが、もう一つ、「音の遠達性(しっかりとした音色が遠くまで聞こえるか)、遠音が効く」ことが、高価な楽器と安価な楽器の違いでもあります。

1. どれくらい遠くまで音を響かせられるか

グレードの違いによる楽器の音色は、至近距離で聞いていると意外とわかりづらいものですが、広いホールで聴くとその違いは明らかです。高価な楽器の場合は、2階3階席の奥の奥まできちんと、存在感のある音が響きます。

2.「吹きやすさ」の違い

吹きやすさにも違いがあります。実は初心者モデルの楽器は吹きやすく(=音が出やすい)、演奏の技術が上級レベルに達していなくてもある程度の音が出せるようになっています。

逆に高価な楽器は、音に重厚感を出すために抵抗をつけているので、それを吹きこなすための技術が必要になってくるのです。

3.安い楽器はやわらかく曲がりやすい場合も

あまりにも安価な楽器は、基本的に衝撃には弱い傾向にあります。

衝撃に弱いということは、曲がりやすく折れやすいということです。キイタッチを繰り返すたびに演奏者の押さえるクセや角度による負荷がかかり、徐々に曲がったりズレが生じたりしてきます。

安価な楽器のメリットはまさに値段が安いことですが、その反面、高価格帯のものと比べ音に厚みがなかったり、ズレが生じやすかったりと、結果的に調整または修理頻度が多くなるというのがデメリットです。

インターネットで売れている安価過ぎる楽器だと、メンテナンスが出来ない可能性もあるので、気をつけてください

現在、インターネット上では激安の楽器本体を目にすることが増えてきました。しかし、こういった「あまりにも安価な商品」は、楽器を取り扱うプロとしてはあまりお勧めできません。

というのも、楽器の修理工程では楽器を叩いたり曲げたりする作業がありますが、先述のように安価な楽器は衝撃に弱い傾向があるため、こうした作業に耐えられず、折れたり変形したりする可能性を否定できないからです。

インターネットで売れている安価過ぎる楽器だと、メンテナンスが出来ない可能性もあるので、気をつけてください

そのため、修理のご依頼でお持ち込みされても修理を断られる可能性があります。

また価格面だけをみると、インターネットの商品はとても安いように感じますが、楽器購入後から永続的に続くメンテナンスのことを考えると、メンテナンスの度に遠方の販売元へ楽器を送る手間や送料、時間などのコストを考えると、一概に「安い、おトク」とは言えません。

楽器ご購入の際は、ぜひ「メンテナンスを含めたトータルコスト」で考えた上で、購入をご検討下さい。

初心者の楽器選びの金額目安は10万くらいから

では、初めて管楽器を購入するには、一体いくら位の予算が必要なのか?
みなさんが一番気がかりな点だと思います。

当店では、初心者の方がまずはじめに楽器を購入される場合の金額の目安は、新品定価で約10万円〜と考えています。

それ以下の安価な商品になると、楽器本体のメーカーによっては楽器店で修理や調整に出せないリスクが生じ、「短期間だけ使って買い替える」といった、まるで使い捨てのようなサイクルになってしまうからです。

初めての方にとっての10万円は少し高いハードルかもしれませんが、少しでも長く大事にお使い頂くためにも、最低でもこれくらいのレベルのものを考えて頂きたいと思っています。

楽器別ランニングコストの目安

楽器を購入したあと、ベストな状態を維持していくためには、年間でおおよそどれくらいのコストがかかるかも気になるところではないでしょうか。

これはお客様個々によって使用状況が異なるため、ひとくくりにはできませんが、大きく金管楽器と木管楽器の2つに分けて比べてみたいと思います。

金管楽器(トランペット、トロンボーン、ホルン、ユーフォニアム、チューバなど)

金管楽器は消耗するパーツが木管楽器と比べると少ないため、ランニングコストはそれほどかかりません。

だからと言って、金管楽器は「まったくメンテナンスをしなくてもいい」という訳ではありません。日頃からご自身で、きちんとケア(楽器内に溜まった水分や汚れの除去、サビ・摩耗を防ぐためにオイルをさすことなど)を行っていただければ、年間コストはほとんどかからないことが多いです。

金管楽器(トランペット、トロンボーン、ホルン、ユーフォニアム、チューバなど)
木管楽器(フルート、ピッコロ、クラリネット、オーボエ、サキソフォンなど)

消耗するパーツが多く、構造のメカニズムが複雑な木管楽器は、金管楽器に比べるとランニングコストはかかります。

中でも特に費用がかかるのがフルートとクラリネット、オーボエなどです。

サキソフォンは、音孔を塞ぐタンポと呼ばれるパーツが皮になっているため、耐久性があるため交換の頻度は少なくて済みます。

木管楽器(フルート、ピッコロ、クラリネット、オーボエ、サックスなど)

一方、フルートやクラリネットにはこのような皮タンポは高級機種にしかついておらず、一般的にはフェルトをフィッシュスキンという紙より薄い皮で包んだタンポで音孔を塞ぐ造りになっています。その薄皮が破れると、中のフェルト部分に水分がどんどん入ってきて膨らみ、閉じたときのバランスが崩れてくるため、パーツが消耗しやすいという訳です。また、音孔の数自体が多いことも交換頻度が高い理由のひとつです。

木管楽器(フルート、ピッコロ、クラリネット、オーボエ、サックスなど)

もちろん楽器の種類や使用年数により異なりますが、木管楽器に関しては1個約1500円ほどのパーツを定期的に交換することになりますので、調整代も含めて年間1万円前後のご予算をみていただけると良いのではないでしょうか。

長くお手入れを怠ってしまうと、修理や調整がより多く必要となり、メンテナンス費用も上がってきますので、楽器のためにもご自身のためにも、必ず定期的なメンテナンスを心がけていただきたいと思います。


うまく吹けない原因は
あなたのせいではないかもしれません。
自分にあった楽器選び、備品の重要性

もしも今、ご自身所有ではない楽器(学校備品や知人から借りている楽器など)を使っていて「うまく吹くことができない」という悩みをお持ちであれば、それはご自身の技術のせいではなく、楽器やマウスピース選びがうまくいっていなかったり、修理・調整がきちんと行われていないという理由からかもしれません。

「うまく吹くことができない」理由は、ご自身の技術だけではないのです。

楽器購入時に付いてくるマウスピースは合わない場合が多い

管楽器の息を吹きこむ部分についているマウスピースは、奏者と楽器本体をつなぐ大切なものです。使用する方の唇の厚さや大きさ、歯並びなどに合い、吹いていて疲れずに良い音程が出せるものを選ばなければなりません。

ところが新品で楽器を購入した際についてくるマウスピースは、意外と購入者の方に合わない場合が多いのです。

マウスピースを変えただけで、吹き心地や音色がガラリと変わるということもよくあります。マウスピースはパーツ交換と違い、純正にこだわらずに、楽器本体とは別のメーカーのものであっても、ご自身に合ったものをお求め頂いた方が良いでしょう。

また、吹奏楽部の生徒さんの中には、まだご自身の楽器を持たずに学校備品を使われている方も多くいらっしゃると思いますが、口元や体格は人それぞれ違うので、歴代の部員さんたちが何年も使っているマウスピースが、ご自分にとって吹きやすいものとは限りません。

楽器購入時に付いてくるマウスピースは合わない場合が多い

楽器本体は学校備品を使用するとしても、衛生面も含めマウスピースだけは買い直しいただけると、目指している音も出しやすくなり、より良い音楽生活を楽しめるのではないかと思います。


段階的にチャレンジしてみてください

管楽器の製造技術は少しずつ進化していますし、奏者の演奏レベルも必ず上がっていきます。まずは初心者モデルからの購入を決めた方であっても、演奏経験を積んで技術を磨いた後に、そのときのご自身のレベルや好みにふさわしい楽器へとステップアップしてみて下さい。

楽器には寿命があります。基本的に管楽器は新しいほど吹きやすく、音がクリアです。

楽器には、多くの一流演奏家が使用している「ストラディバリウス」や「グァルネリ」などのヴァイオリンに代表されるような17世紀から18世紀に作られた古くて良質なオールド名器は多くあります。

しかし管楽器の場合、このようなビンテージ評価があるものは一部のサキソフォンのみで、基本的には新しい楽器の方が吹きやすく、音がクリアです。

楽器は見た目が同じでも素材や製造技術が変わったり、新しい機構が付いたりという変化があるものです。管楽器も時代が進むにつれ、より吹きやすく、楽に良い音が出るように工夫・進化をしています。

また、あまり知られていないかもしれませんが、車や電化製品と同じように楽器にも寿命があります。もちろん使用頻度などで変わっていきますが、例えばクラリネットだと、だいたい10〜15年だと言われています。使用年数の経っている楽器は新鮮で艶やかな音がしないものです。

どんな製品でも使用年数とともに徐々に性能は下がってくるのですが、それでもせめて使用している間は、その楽器本来が持つ最高のパフォーマンスを維持したいですよね。

そのためにも、しっかりとメンテナンスを行いながら、日々楽器を大切に扱い、最適なタイミングで最新のものに買い替える。このサイクルが楽器奏者にとって理想のサイクルなのではないかと考えます。

グレイス楽器では、買い替え時の楽器の買取りや、委託販売も行っています

では新たに楽器を購入する際、いま使っている楽器はどのようにしたらよいでしょうか。

今まで使用してきた楽器には愛着もあるため、サブ楽器としてお手元に置いておく方も沢山いらっしゃいますが、グレイス楽器では、買い替え時に古い楽器を下取りさせていただくことも可能です。
新しい楽器を購入する際には、お気軽にご相談下さい。

また、お客様の楽器本体やマウスピースやリガチャーなどの付属品をお預かりして、グレイス楽器が代わりに販売する委託販売も併せて行っています。

修理が必要な楽器でも、こちらでメンテナンスを行った上で販売致しますので、安心しておまかせ下さい(修理代はご負担頂きます)。

*楽器本体のメーカーや状態などにより、買取や下取り、委託販売が出来ない場合もございます。ご了承下さい。
*株式会社グレイス楽器 古物商許可番号 大分県公安委員会  第941010003123号


楽器人生のシミュレーション

現在管楽器を楽しまれている方の多くは、学校の吹奏楽部や音楽サークル等で初めて管楽器に出会い、そこからずっと何らかのカタチで音楽に携わり、音楽と共に人生を歩んでいるという方々なのではないでしょうか。

管楽器は定期的なメンテナンスや買い替えが欠かせませんが、これからはじめて楽器を購入する方にとって長い音楽人生をより豊かなものにするためにも、一部の楽器を例にして中高生以降の音楽人生をシミュレーションしてみたいと思います。

まず中高生の方が描く音楽人生の道筋として、

1. 音大受験をしてプロや音楽科教員を目指す
2. 音大には行かないが、大学吹奏楽部や一般団体などで音楽活動を行い、大人になっても趣味で続けていくのか

により、選ぶ楽器が変わってきます。

フルート
フルート

楽器購入

中1で購入(約20万円~)
高1で購入(約30~40万円~)
※音大志望の場合(約80万円~)

メンテナンス

年に1、2度 (約1万5000円~/年間)

クラリネット
クラリネット

楽器購入

中1で購入(約20万円~)
高1で購入(約30~40万円~)
※音大志望の場合(約80万円~)

メンテナンス

年に1、2度 (約1万5000円~/年間)

マウスピース

マウスピース購入

中1で購入(13,000円程度)
高1で購入(13,000円程度)

リード購入

平均2カ月ごと(1箱10枚4,000円前後)

トランペット・トロンボーン
トランペット・トロンボーン

楽器購入

中1で購入(約40万円)

※初心者モデルと上級者モデルの価格差がほとんどないため買い替えの必要はありません

メンテナンス

年に1度(7,000円程度/年間)

マウスピース

マウスピース購入

中1で購入(7000~8000円)
高1で購入(7000~8000円)

オーバーホール

5、6年に一度(例えば高校卒業後、大学入学までの期間など)

これは、あくまでもひとつの例ですが、選択する楽器の種類や目指す進路により消耗品や楽器を買い替える必要性が変わるということを知っていただければ、今後の楽器選びの参考にしていただけるのではないかと思います。

グレイス楽器では、楽器の本体販売はもちろん、付属品や消耗品販売、確かな腕を持つ技術者によるメンテナンス、プロの演奏家による個別レッスンやレッスンスタジオの貸し出し、さらには下取・買取や委託販売サービスまで、音楽人生を楽しむための環境が全て整っています。

音楽は非常にお金も手間もかかる趣味です。しかし、さまざまなカタチの人生があるなかで、音楽、特に管楽器を選んではじめようとしてくださる方々にはうれしさを感じますし、ご協力できることがあれば、私たちは全力でサポートさせていただきたいと考えております。

これからスタートするお客様の長い音楽人生に、グレイス楽器はしっかりと寄り添っていきます。

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